尿道炎、膣炎の原因になる菌です

尿道や膣に炎症や違和感をもたらす原因についてご存知でしょうか?

発症要因の約60~70%は、性感染症(STD)のクラミジア、淋病が占めています。
そして残りの何割かは、別の要因によるものとなります。

その代表的なものが、マイコプラズマ、そして、ウレアプラズマ。

なんとなく、電子的というかハイテクっぽい音の響きがする名称ですよね。でも、からだに害をもたらすおそれがある、厄介な細菌の一種なんです。

もし尿道炎、膣炎が発生している時に検査を行なって、クラミジアや淋病が発見されなかった場合には、
マイコプラズマやウレアプラズマの存在を疑うべき、と言えるでしょう。

ちなみに、男性に罹患者が多いとされています。

Mycoplasma、Ureaplasma

感染原因 性交渉、保菌者使用のタオル・シーツ・下着類との接触など。
潜伏期間 1~5週間程度(気付きにくい)
特徴 マイコプラズマとウレアプラズマは、それぞれ別の種類の菌ですが、両者の症状は似ています。症状は軽めでゆるやか。無自覚である場合もあります。クラミジアと似た症状を引き起こします。
男性症状 尿道の炎症・かゆみ、排尿時の違和感、亀頭部の炎症など。
女性症状 膣頸部の炎症、違和感、おりものの異常など

的確な治療を行わなかった場合、さらに症状が進行するリスクがあります。

男性 前立腺や精巣部の炎症、不妊症など。
女性 子宮・卵巣・卵管の炎症、不妊症、早産、流産、胎児感染など。

初期において適切な治療を行えば、早く治る可能性があります。

治療方法 抗生剤の服用によって、殆どの場合が治ります。服用期間は2週間程度です。

郵送検査キット


STDチェッカー タイプC(男性用) 11,880円

マイコプラズマ、ウレアプラズマ、クラミジア、淋菌の4種について調べます。

男性用です。検体(ご自身で採取して郵送するもの)は、尿です。

一般的なクリニックで受けた場合、2万円前後の費用を要するケースもあるようです。(当サイト調べ)

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