自分で診断する方法について
乳がんは、病状の進行が比較的緩やかであるとされています。
しかし、他のがんと同様に、恐ろしい病気である事には違いがありません。
日本人女性のがん罹患者の20%がこの種のものであり、女性の18~20人に1人は罹患するとも言われております。
根治を目指し転移を防ぐためには、早期発見・早期治療がセオリーであり鉄則です。
年に1度は乳腺科など専門の医療機関で、マンモグラフィーなどを用いた、本格的な乳がん検査を受けるべきでしょう。
そして、月に1度は、視診と触診によるセルフチェック(自己検診)を行うべきでしょう。
(視 診)
目で見て、乳房の形や皮膚の状態などに変わった点が無いか検査します。全体を確認するために、洗面台の鏡などを利用します。
(触 診)
実際に手で触れてみて、しこりなどの異常が見当たらないかチェックします。立った状態や座った状態よりも、仰向けに寝て検診したほうが調べやすいようです。
セルフチェックは、慣れてくるとコツがつかめるでしょう。毎回の検査した結果をノートなどに記録しておくと、変化が分かりやすくなります。
検診の精度を高めるキット
乳がんのセルフチェックにおける触診については、具体的には手の「指の腹」で、乳房全体を満遍なく、「の」の字を書くようなイメージで、ゆっくりと触れて調べます。そしてその時、違和感を感じ取る「感度や精度」がポイントとなってきます。
指のお腹の感度については、個人差があるでしょう。敏感な方もいることでしょう。
しかし、乳房に触れた時に、指と皮膚との間に摩擦が生じる事によって、ささいな凸凹を感じ取れない事もあるかもしれません。
そこでですが。
小さなしこり等でも見逃さない「サポート・キット」があります。
リヴエイド |
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リヴエイドは、歌手のオリビア・ニュートン・ジョンさんが、自身の乳癌経験に基づいて開発した、「乳房セルフチェック補助パッド」です。
アメリカでは、100万人以上の愛用者がいると言われています。
乳がん自己検査キット[リヴエイド]の使用方法は、とても簡単です。
セルフチェックしたい胸にリヴエイドを当てて、その上から触診を行います。素手の時より指の触感を高める効果が期待出来ます。
(内容物)
パッド1個(フリーサイズ)、自己検診ハンドブック、他
*上記は、2018.1月現在の価格(税込)です。
リヴエイドの特徴
リヴエイドの表面は、柔らかくしなやかな薄手のポリウレタン。耐久性の高い素材です。そして中には特殊なミネラルオイルが充填されています。
このミネラルオイルが潤滑剤のような役割を果たし、指が受ける摩擦を大幅に軽減します。
指の感度がアップし、乳腺組織のちょっとした異常(しこり等)でも、察知する事が期待出来ます。
- 中性洗剤で洗う事も出来ます。お手入れはとても簡単です。
- 繰り返し何度でも使用することが可能なので、経済的にもお得です。
セルフチェックの大切さ
リヴエイドは、乳がん経験者のオリビア・ニュートン・ジョン(歌手)さんが、お医者さんと共に開発した乳がん自己検査のサポートアイテムです。
オリビアさんは、以前より医師の定期健診を受けていました。そして彼女自身、定期的に乳房のセルフチェックを行っていました。その自己検診のお陰で、あるときノーマルな状態とは異なるしこりに自分で気付き、乳がんの早期発見につながったそうです。
オリビアさんは、定期的に病院での検査や自己触診を行っていたため、自分のからだの「ノーマルな状態と異常な状態の違い」が把握出来ました。定期的に乳房を触診してチェックしていたからこそ、ささいな異常でも発見出来て、乳がんの早期治療に取り掛かれた、命が助かった、と彼女は考えています。
そして彼女は、世界中の女性にも定期的な乳房のセルフチェックを習慣づけて欲しい、元気で健康に生活をエンジョイして欲しいとの思いから、リヴエイド(自己検診補助パッド)の開発へと至ったのだそうです。
※定期的に専門医療機関で乳がん検査を受けると共に、月に1度はご自身でセルフチェックをされる事をお勧めします。